アイドル大集合!新フェス「ビバラポップ!」開幕、ビバラドッキリでゲストも登場

22

1487

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 398 1058
  • 31 シェア

ロックフェス「VIVA LA ROCK」から派生した新たな音楽フェスティバル「VIVA LA ROCK EXTRA ビバラポップ!」が本日5月6日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催中。ここではメインステージ“STAR STAGE”前半戦の模様をレポートする。

LaLuceの阿部菜々実(左)と“ビバラドッキリ”で登場した鈴木愛理(右)。(撮影:釘野孝宏)

LaLuceの阿部菜々実(左)と“ビバラドッキリ”で登場した鈴木愛理(右)。(撮影:釘野孝宏)

大きなサイズで見る(全41件)

大森靖子とピエール中野(凛として時雨)がプレゼンターとなり、注目のアイドルを集めたこのイベント。転換時には遠山大輔(グランジ)、ぱいぱいでか美、西井万理那、団長(NoGoD)がMCを務め、SHOWROOMの生配信では吉田豪がリアルタイムで“裏実況”を行っている。

こぶしファクトリー(撮影:古渓一道)

こぶしファクトリー(撮影:古渓一道)[拡大]

記念すべき「ビバラポップ!」初回の幕開けを飾るSTAR STAGEのトップバッターは、ハロー!プロジェクトの新鋭・こぶしファクトリー。広瀬彩海、野村みな美、浜浦彩乃、和田桜子、井上玲音の5人は最新シングルからの楽曲「これからだ!」で明るくライブをスタートさせ、埼玉出身の浜浦は地元でのライブにやる気十分で「全力で盛り上げていきたいと思います!」と宣言した。そしてこぶしはここから、初の生バンドを従えてのパフォーマンスを展開。重厚なロックサウンドにアレンジされた「明日テンキになあれ」「懸命ブルース」で会場の熱気を一気に引き上げ、「シャララ!やれるはずさ」では花道を駆けてセンターステージへと飛び出してアリーナのド真ん中で熱唱した。ファンクチューン「チョット愚直に!猪突猛進」は生バンドのグルーヴでうねりを増し、「ドスコイ!ケンキョにダイタン」ではステージに乱入したプレゼンターの大森が和田と相撲を取った。大森は続く「ラーメン大好き小泉さんの唄」にもダンスで参加し、メンバーはサビを「大森さん 大森さん 好き好き」と歌詞を改変して歌唱。最後は大森が奏でるアコースティックギターに乗せて「辛夷の花」を6人で歌った。

松山あおい(撮影:古渓一道)

松山あおい(撮影:古渓一道)[拡大]

CanCana(撮影:古渓一道)

CanCana(撮影:古渓一道)[拡大]

STAR STAGEの2番手には、SHOWROOMとのコラボによるオーディション「ビバラオーディSHOW!」を勝ち抜いた2組が登場。審査員特別賞として「大森靖子賞」と「ピエール中野賞」をダブル受賞した松山あおいは、自身で作詞作曲した楽曲で独特の世界観を展開していく。キューピー人形を片手にステージに現れ、「おねえさんクッキング」を最初に歌った松山は「路上からアリーナ来ちゃったよ!」と埼玉・さいたまスーパーアリーナのステージに立てた喜びを露わに。象のぬいぐるみを持って歌唱する「おねえさん動物園」でファンと共に「ぱおぱお!」と叫び、「調教完了!」という宣言でライブを終えた。オーディションでグランプリを受賞した、シンガーソングライター兼役者のCanCanaは「Reborn」「時計の針」「鬼ごっこ」「あまのじゃく」といったアッパーチューンを立て続けに披露。旗を振り回しながらステージを縦横無尽に動き回るパフォーマンスで観客を魅了した。

ラストアイドルファミリー(撮影:釘野孝宏)

ラストアイドルファミリー(撮影:釘野孝宏)[拡大]

テレビ朝日系のアイドルオーディション番組から生まれたアイドルプロジェクト・ラストアイドルによるライブでは、全5組のユニットがパフォーマンスを披露。LaLuceは「バンドワゴン」、Love Cocchiは「青春シンフォニー」、Good Tearsは「スリル」、Someday Somewhereは「この恋はトランジット」、シュークリームロケッツは「君のAchoo!」などのそれぞれの持ち曲を歌唱した。そして全ユニットで「ラスアイ、よろしく」を歌い、ラストアイドルファミリーがステージを去ろうとしたところで番組でおなじみのナレーターの声が場内に流れ出す。メンバーが戸惑う中、今回のライブのベストパフォーマーを吉田豪がジャッジすることが告げられ、吉田から名前を呼ばれたLaLuceの阿部菜々実はその特典として℃-ute「悲しき雨降り」を歌唱。曲中には“ビバラドッキリ”演出として元℃-uteの鈴木愛理がステージに登場し、場内が大きな歓声で包まれる中、阿部と同曲をデュエットした。

ばってん少女隊(撮影:古渓一道)

ばってん少女隊(撮影:古渓一道)[拡大]

続くばってん少女隊はMCを一切挟まないアグレシッブなライブを展開。登場するなり「おっしょい!」「己MYself」を続けて激しいパーフォマンスを見せたかと思えば、「ススメ!MIGHTY GIRL」では花道に進んでキュートなダンスを披露する。「よかよかダンス」では曲中にコール&レスポンスを行い場内の一体感を高めていった。さらにメンバーの「ビバラ!」というシャウトが炸裂した「ますとばい!」、メリーゴーランドさながらくるくる回る振り付けが印象的な「MEGRRY GO ROUND」、軽快なスカチューン「びびび美少女」を次々と届ける。この日2度目の「おっしょい!」をプレイした彼女たちは、最後に「愛してます!」と声を上げてステージをあとにした。

Negicco(撮影:釘野孝宏)

Negicco(撮影:釘野孝宏)[拡大]

オープニングナンバー「Make Up Prelude」に乗せてNegiccoの3人がステージに上がると、レコード針のノイズが乗ったイントロから「土曜の夜は」へ。元気いっぱいのばってん少女隊とは対照的なアダルトなナンバーで場内のムードを一変させ、波の音からの「サンシャイン日本海」ではNegiccoの地元新潟の海岸映像をバックに3声のハーモニーを響かせた。最新シングル「カリプソ娘に花束を」で場内をピースフルなムードに染め上げたNegiccoは、ここから一気にヒートアップ。「ときめきのヘッドライナー」「トリプル!WONDERLAND」とアッパーチューンを並べ、「ねぇバーディア」では曲中に花道へと移動して観客との一体感を作り上げる。MCを挟まず一気に駆け抜けたNegiccoはポップなディスコチューン「さよならMusic」で締めくくり、キャリア15年の安定したパフォーマンスを見せたが、最後の挨拶でリーダーNao☆が噛んでしまうなどお茶目な一面も垣間見えた。

※記事初出時、本文と一部キャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全41件)

VIVA LA ROCK EXTRA ビバラポップ!
2018年5月6日 さいたまスーパーアリーナ STAR STAGE セットリスト

こぶしファクトリー

01. これからだ!
02. 明日テンキになあれ
03. 懸命ブルース
04. シャララ!やれるはずさ
05. チョット愚直に!猪突猛進
06. ドスコイ!ケンキョにダイタン
07. ラーメン大好き小泉さんの唄
08. 辛夷の花

SHOWROOM受賞者

松山あおい
01. おねえさんクッキング
02. 物語
03. おねえさん動物園

CanCana
01. Reborn
02. 時計の針
03. 鬼ごっこ
04. あまのじゃく

ラストアイドルファミリー

LaLuce
01. バンドワゴン
02. 風よ吹け!

Love Cocchi
01. 失恋乾杯
02. 青春シンフォニー

Good Tears
01. スリル
02. 涙の仮面

Someday Somewhere
01. Again & Again
02. この恋はトランジット

シュークリームロケッツ
01. 想像上のフルーツ
02. 君のAchoo!

ラストアイドルファミリー全員
01. ラスアイ、よろしく

阿部菜々実
01. 悲しき雨降り with 鈴木愛理

ばってん少女隊

01. おっしょい!
02. 己MYself
03. ススメ!MIGHTY GIRL
04. よかよかダンス
05. ますとばい!
06. MEGRRY GO ROUND
07. びびび美少女
08. おっしょい!

Negicco

01. 土曜の夜は
02. サンシャイン日本海
03. カリプソ娘に花束を
04. ときめきのヘッドライナー
05. トリプル!WONDERLAND
06. ねぇバーディア
07. さよならMusic

全文を表示

読者の反応

ピエール中野 凛として時雨 ピヤホン監修 @Pinakano

【ライブレポート】アイドル大集合!新フェス「ビバラポップ!」開幕、ビバラドッキリでゲストも登場(写真38枚) - 音楽ナタリー https://t.co/D8VZDTLGDJ

コメントを読む(22件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 こぶしファクトリー / ラストアイドル / ばってん少女隊 / Negicco / 大森靖子 / 凛として時雨 / グランジ / でか美ちゃん / NoGoD / 吉田豪 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。